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 トヨタ自動車労働組合が2016年春闘で要求する一時金(ボーナス)が、組合員平均で年258万円超となることがわかった。満額回答なら、リーマン・ショック前の07年の258万円に並ぶ過去最高の水準になる。ベースアップ(ベア)要求は15年の半額の月3千円。円安を追い風にした好業績を、一時金を中心に還元するよう求める。

 一時金要求を7・1カ月分とする方針はすでに固めていた。さらに先週、一時金の計算のベースとなる1カ月の賃金が約35万4千円になると組合員に示した。これに16年春闘で要求する定期昇給7300円とベア3千円が上乗せされると、一時金は258万5千円弱になる。15年春闘の回答額(約246万円)より10万円以上多い。

 トヨタの経営側は一時金の要求には満額回答するのが通例だ。ただ、ベアの回答が要求に届かなければ、実際の一時金の回答額は258万5千円弱より少なくなる。