[PR]

 北朝鮮が事実上の長距離弾道ミサイル発射の準備段階で、機体を隠して夜間に移動させるなど情報統制を徹底したことが浮かび上がってきた。協力して情報を集めた日米韓は、最後まで半信半疑だったという。

 複数の情報関係筋によれば、1月6日の核実験からまもなく、北西部・平安北道東倉里(ピョンアンブクトトンチャンリ)にあるミサイル発射場の駅に貨車が到着した。貨物の中身はわからなかった。北朝鮮が直前、駅のプラットホームに天幕と遮蔽(しゃへい)板を張りめぐらせたからだ。関係筋の一人は「衛星からのぞかれたり、レーダー波を当てられたりすることを嫌がったようだ」と語る。

 貨車やトラックの数量から、2012年12月に発射されたテポドン2改良型の機体2台分が運び込まれたとみられた。別の関係筋は「(2台目搬入は)前回と同じ現象。機体の異常や部品の不足に備えた動き。西側諸国と同じ行動だった」と言う。

 朝鮮半島をカバーする日米の情報衛星は6~8機展開しているとされる。もう一人の関係筋は「夜間は赤外線でみるが、熱源がなければわからない」と語る。機体を捉えた衛星はなく、そのまま組み立て棟に運ばれたと推定された。車両や人の動きは激しくなり、発射台にも覆い幕がかかっていた。

 1月末、具体的な動きがあった…

有料会員に登録すると全ての記事が読み放題です。

初月無料につき月初のお申し込みがお得

980円で月300本まで読めるシンプルコースはこちら