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 元交際相手の女性を殺害し、遺体を遺棄したとして殺人と死体遺棄などの罪に問われた岡山県津山市の少年(19)の裁判員裁判で、岡山地裁は9日、懲役7~12年(求刑懲役10~15年)の不定期刑を言い渡した。松田道別(ちわき)裁判長は「悪質性が高く、結果は極めて重大」と述べた。

 判決によると少年は2014年8月20日、軽自動車内で同市の宮岡奈緒さん(当時26)の首をハサミで刺して失血死させ、市内の山中に車ごと放置した。

 少年側は公判で「殺意はなかった」と主張した。判決は、少年が手加減せずにはさみを振り抜いた、などとして「殺意は明らかだ」と認定。遺体を燃やそうと車に火をつけたことなども悪質と結論づけた。犯行当時、少年は17歳だった。

 弁護側は傷害致死にあたるとし、「家庭裁判所に移送して保護処分にするのが相当」と主張していた。