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 世界保健機関(WHO)が緊急事態を宣言したジカウイルス感染症(ジカ熱)について、政府はワクチンや治療薬の研究開発を進めるなどとする当面の対策をまとめた。9日午前の関係閣僚会議に報告された。

 対策は、蚊の駆除や消毒を適切に実施し、全国の検疫所や地方衛生研究所で検査できる体制を整えることを基本とする。ワクチンと治療薬の研究開発は専門チームを設置して取り組む。日本医師会や都道府県を通じ、症状などの情報を医療機関に提供し、医療関係者向けの研修会も開く。

 海外では輸血による感染の可能性が指摘されているため、献血前の問診で渡航歴の確認を徹底する。現行では、国・地域を問わず海外から帰国後4週間以内の人は献血を受け付けていない。