[PR]

 河野太郎消費者相は9日の閣議後会見で、マイナンバー制度に便乗した不審電話を受けた女性が数千万円をだまし取られたという相談があったことを明らかにした。「マイナンバーに関連して『お金』と言われたら、まず詐欺を疑ってほしい」と注意を呼びかけた。

 国民生活センターによると、東海地方の80代女性に国の機関をかたる者から電話がかかった。「マイナンバーが始まるので調べている。災害時に家を提供している団体にあなたのアドレスが登録されている。代わりを見つけなければならない」と言われた。指示された通りに別の者に電話すると、弁護士を名乗る者から別の電話があり、「名義貸しになる」と言われた。さらに最初の人物から「500万円送ってほしい」と言われ、複数回にわたり現金を手渡したり送付したりしたという。

 センターによると、マイナンバーに関する相談は昨年4月から今月7日までに342件ある。(毛利光輝)