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 福岡県粕屋町で高校生2人が飲酒運転の車にはねられて死亡した事故から、9日で5年を迎えた。長男の寛大(かんた)さんを亡くした山本美也子さん(47)は飲酒運転撲滅を訴え続け、講演会は620回を超えた。「10年後、絶対ゼロにしてみせる」と、この日も飲酒事故への思いを訴えた。

 粕屋町の生涯学習センター。集まった地域住民や警察官ら約40人を前に、山本さんは呼びかけた。「子どもたちにお酒の知識を教えることが10年後、20年後の福岡の飲酒運転の状況を変えると本気で思っている」。撲滅運動への協力に感謝の気持ちを述べ、「『昔福岡は飲酒運転多かったらしいね、今は考えられんね』って言われるように、(今後も)力を貸してください」と涙を浮かべて語った。

 事故のあった夜、寛大さんは友人の家に泊まりに行っていた。路側帯を歩いていたところ、後ろから来た車に突然、命を奪われた。

 あれから、寛大さんに誓った「飲酒運転ゼロ」。5年間、試行錯誤を続けてきた。「振り返るのが怖くて、前を見続けた」と山本さん。夫で、リオデジャネイロ・パラリンピックの車いすマラソン日本代表に内定した浩之さん(49)とともに各地で講演。自身の体験だけではなく飲酒が体に与える影響といった知識の普及に力を入れた。「お酒の知識がないから安易に運転してしまうのではないか」と考えるからだ。

 寛大さんが可愛がっていた柴犬…

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