9日の東京株式市場は、急激な円高や原油安に対する懸念が高まり、全面安となった。日経平均株価の終値は、前日より918円86銭(5・40%)安い1万6085円44銭。東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)の終値は、同76・08ポイント(5・51%)低い1304・33だった。出来高は31億7千万株。

 原油先物価格の下落などで前日の米国市場が大幅安になった流れを引き継ぎ、朝方から売り一色になり、前日の終値より978円下落する場面もあった。外国為替市場の円相場が一時、1ドル=114円台前半まで円高に振れ、業績悪化が懸念される輸出関連株で売りがふくらんだ。日本銀行のマイナス金利政策の導入で、収益の悪化が見込まれる銀行株の下げ幅も大きかった。