空調大手のダイキン工業は9日、米国の換気装置大手フランダース社を約500億円で買収すると発表した。4月にも買収手続きを終える予定だ。

 フランダースは住宅や業務用のエアフィルターをつくっていて、2014年の売上高は約320億円で米国トップという。ダイキンのエアフィルター事業は、今回の買収で約1千億円となり、世界トップになる見込みだ。

 ほこりやカビをとるエアフィルターの需要は、健康意識もあって伸びている。ダイキンの峯野義博執行役員は「エアフィルターは空調事業と親和性が高く大きな意味がある」と話した。

 また、ダイキンが9日発表した15年4~12月期決算は売上高が前年同期比8・3%増の1兆5516億円、営業利益が11・6%増の1665億円だった。東南アジアやヨーロッパで、住宅用エアコンの販売が好調だったという。(新宅あゆみ)