京都市立洛陽工業高校(南区)の生徒らが、竹を使ったスマートフォンスピーカー(税込み1千円)を開発した。6日、京都水族館(下京区)で初めて販売して好評を得た。13、14日にも同水族館で販売する。竹の間伐材を使用し、電気は使わないエコ仕様。収益の一部は東日本大震災の被災地に桜を植える「陸前高田さくらプロジェクト」に寄付する。

 ビジネス感覚を身につける課外活動の一環で、生徒有志11人が参加。昨年9月に会社「洛陽チャレンジイレブン」を設立し、企画から製造販売まで手がける。竹林整備に取り組むNPO法人「八幡たけくらぶ」から、竹材の加工技術などについてアドバイスをもらった。

 八幡市・男山の竹林の間伐材を活用。音が鳴る状態でスマホを竹筒に差し込むと、内部で反響した音が前面の穴から聞こえる。「社長」の加畑雄樹さん(2年)は「環境に優しい自慢の商品。作るのも楽しかったが、手にとってもらえる瞬間を見るのも楽しみ」。

 販売は13日午後1~5時、14日午前10時半~午後5時。スピーカー以外にも、竹製のイルカやペンギンのインテリアなどが販売される。(村上綾)