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 愛知県豊橋市の双子の乳児が、いずれも「乳幼児揺さぶられ症候群」(SBS)とみられる症状で相次いで死亡した事件で、傷害致死罪に問われた父親のトラック運転手、鈴木和也被告(36)に対する裁判員裁判の初公判が10日、名古屋地裁(堀内満裁判長)であった。鈴木被告は「(2人に)そのようなことはしていません」と起訴内容を否認し、弁護側は無罪を主張した。

 起訴状によると、鈴木被告は2012年7月12日午後9時半~翌13日未明、市内の自宅で、当時生後7カ月の三女望玲愛(みれあ)ちゃんを激しく揺さぶるか、ベビーベッドのマットレスなどに強くたたきつけるなどして、急性硬膜下血腫などの傷害を負わせ、同年8月7日に死亡させたとされる。

 また、12年2月23日午後6時半~同9時15分ごろ、豊橋市民病院に入院中だった当時生後2カ月の次女紅玲愛(くれあ)ちゃんにも同様の暴行を加え、急性硬膜下血腫などの傷害を負わせたうえ、13年7月に低酸素脳症で死亡させたとしている。

 鈴木被告は愛知県警に逮捕された後、一貫して事件への関与を否認していた。