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 「特別な金利で運用できる銀行口座がある」などと偽り、現金約2億9千万円をだまし取ったとして、詐欺罪に問われた兵庫県西脇市の化粧品販売会社役員、藤原道子被告(61)の初公判が10日、神戸地裁姫路支部であり、被告は起訴内容5件中3件をほぼ認めた。最近起訴された残り2件の認否は次回以降となる。

 検察側は冒頭陳述で、2013年7月~14年1月に兵庫県姫路市の60代女性ら4人から約2億円を詐取したとする3件の手口などを説明。被害者4人は共犯の女(71)=同罪で公判中=が経営していた洋品店の客で、藤原被告は「(女の)親しい人にだけ声をかけている」などと声をかけて勧誘したと指摘した。

 藤原被告は同様の手口で総額110億円以上を集めた可能性があるとみて兵庫県警が捜査中。検察は裏付けができた分を追起訴するとみられる。