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 シリアの首都ダマスカスで9日、自動車爆弾が爆発し、国営通信は少なくとも民間人4人が死亡、14人が負傷したと報じた。一方、在英の反体制派NGO「シリア人権監視団」は、この爆発で警官8人が死亡、20人が負傷したと発表した。過激派組織「イスラム国」(IS)はインターネット上に犯行声明を出した。

 米紙ニューヨーク・タイムズによると、ダマスカス市内でISが犯行声明を出した爆発攻撃は今回が初めて。爆発が起きたのはダマスカス北西のマサケン・バルゼ地区の住宅街。アサド政権関係者によると、自動車爆弾は警察関係者の社交施設を狙ったとみられるという。同施設にはアサド政権軍の関係者も出入りしていたという。

 ISは先月31日に同市郊外で起きた、71人が死亡した連続自爆攻撃でも犯行声明を出している。

 ダマスカスはアサド政権の「おひざ元」。市内は数十~数百メートル間隔で検問所が設置され、厳重に警備されている。厳戒下の首都でISが犯行声明を出した自爆攻撃が起きたことで、アサド政権側は衝撃を受けたとみられる。(イスタンブール=春日芳晃

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