[PR]

 今季からサッカーJ1名古屋グランパスの指揮を執る小倉隆史ゼネラルマネジャー(GM)兼監督(42)が、昨季のリーグ年間9位からの巻き返しへ向けて動き始めた。重視するのは選手との「対話」だ。現役引退後にテレビ解説で培った「言葉力」を武器にチームの浮上を図る。

 3日から沖縄県南風原町で行っている春季キャンプ。練習中、MFの小川佳純選手(31)がピッチ内で選手たちの動きを見ていた小倉監督に駆け寄った。二言、三言、言葉を交わし、練習に戻った。昨季まではあまり見られなかった光景だ。

 「守備位置を確認した。監督と選手の考えが違うこともある。その場ですり合わすことができた」と小川選手。小倉監督は、時には練習を止め、白板を持ち出して練習の意図や狙いを説明する。徹底した対話を図るのが小倉流だ。

 2010年にリーグを初制覇したグランパスだが近年は成績が振るわない。14年からは大幅な世代交代を図ったが、若手が伸び悩む。小倉監督は15年6月にGM補佐に就き、そんなチーム事情にも精通。選手と年齢も近く、久米一正社長(60)は「指導者経験はないが、停滞したチームに新しい風を吹かせてくれる」と監督就任を依頼した。

 小倉監督は06年に現役を引退…

有料会員に登録すると全ての記事が読み放題です。

初月無料につき月初のお申し込みがお得

980円で月300本まで読めるシンプルコースはこちら