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 大阪市教育委員会は10日、かつて勤務した小学校のPTA会費約478万円を横領していたとして、市立東三国小学校(淀川区)の屋麻戸(やまと)浩校長(55)を懲戒免職処分とし、発表した。「いざという時に住宅ローンの返済にあてられるかもしれないと思ってやった」と認めているという。

 市教委によると、屋麻戸校長は2008年度から3年間、別の市立小の教頭として勤務。08年10月から約2年半、保護者から集めたPTA会費を管理する銀行口座から現金を引き出し、自宅に持ち帰るなどしていた。

 横領金のうち約120万円は住宅ローンの支払いなどにあてていた。会費の管理は1人で担い、異動の際、新たに口座を開設して横領額とほぼ同額を入金し、後任に引き継いだという。

 市教委が昨年4月に匿名の情報提供を受け、調査を進めていた。業務上横領容疑による刑事告発も検討するという。(長野佑介)