スズキは10日、独フォルクスワーゲン(VW)との資本提携解消にからむ争いが最終解決したと発表した。国際仲裁裁判所が昨年8月に認定したスズキの契約違反部分で、VWと和解が成立したという。VWは損害賠償請求を取り下げ、スズキが和解金(額は非公表)を払うという。

 仲裁裁判は提携解消を求めるスズキが2011年に申し立て、昨年8月、VWが持つスズキ株式19・9%分をスズキ側に売るよう命じる判断が出た。一方、スズキがVW以外からディーゼルエンジンを買ったことなどを契約違反と訴えたVWの主張が一部認められ、損害賠償の話し合いが続いていた。

 和解成立を受け、スズキの鈴木修会長は「すべての結果に満足している」との談話を発表した。