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 ナイジェリア北東部ボルノ州の難民キャンプで9日、女性2人に装着されていたとみられる爆弾が爆発し、少なくとも58人が死亡した。同国北部を拠点とするイスラム過激派「ボコ・ハラム」の犯行とみられている。AFP通信が11日、同国当局者の話として伝えた。

 現場はボルノ州の州都マイドゥグリから約90キロ離れた難民キャンプ。AFP通信によると、9日朝、3人の女性が難民を装ってキャンプに入り、うち2人が爆弾を爆発させた。残る1人はキャンプに自分の家族がいることを知り、爆弾を爆発させずに当局に投降したという。

 政府軍は先週、ボコ・ハラムの拠点を攻撃し、「戦闘員数十人を殺害し、誘拐されていた女性ら数百人を救出した」と主張。この作戦に対する報復だった可能性が指摘されている。

 ナイジェリア北東部では先月30日にも、ボコ・ハラムとみられる武装集団に村が襲われ、少なくとも85人が死亡したばかり。誘拐した子どもや女性を使った爆弾テロが連続している。(ナイロビ=三浦英之