[PR]

 米大統領選ニューハンプシャー州予備選の結果を受け、共和党でニュージャージー州知事のクリスティー氏(53)と、ヒューレット・パッカード元最高経営責任者のフィオリーナ氏(61)が10日、指名獲得争いからの撤退を表明した。予備選ではクリスティー氏が候補者9人中6位、フィオリーナ氏が同7位と低迷。共和党の候補者は7人に絞り込まれた。

 クリスティー氏はフェイスブックで「本日少しも後悔することなく選挙戦から撤退する」と宣言した。ニュージャージー州知事選に2009年、13年と連続当選し、大統領の有力候補と目された時期もあった。6日の討論会では支持率を伸ばしつつあったルビオ上院議員(44)の経験不足を攻撃し、論争の巧みさを見せつけたが、自身の支持に結びつけることはできなかった。

 フィオリーナ氏もフェイスブックで「撤退するが今後も現状維持に甘んじない米国民のために戦う」と述べた。共和党唯一の女性候補で、民主党の有力候補クリントン氏と競える候補として注目されたこともあったが、最近は支持率が低迷し、テレビ討論会に呼ばれなくなるなど選挙戦は苦しくなっていた。(ニューヨーク=金成隆一