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■谷垣禎一・自民党幹事長

 国会で与党にどう向かい合っていくか、与党を経験した野党は難しいんです。私は(自民党総裁だった野党時代に)消費税は必要だろうと思って、野田総理に協力したんですね。あのとき野田さんが言ったこと、今でも覚えてます。

 「社会保障や税についてはこうして与野党で腹を割って話せるようになった。これは日本の政治の大きな進歩だ。でも谷垣さん、安全保障に関しても、建前じゃなく腹を割って話ができるようにしないとだめだよね」と野田さんは言いました。まったく同感です。

 ところがいま(民主党は)左に振っちゃって、共産党と一緒になって平和安全法制(安全保障関連法)の廃止法案を出すとかなんとか言ってるんですね。そこまで言うなら、国会でもっと法制の問題点を議論すべきだと私は思います。全然議論しません。

 特に北朝鮮の問題は、ほとんど彼らは質問もしないんです。どうやって北朝鮮のミサイルから日本を守るかっていう話をしなきゃいけないのに、急にその問題については触れなくなって、ときどきかけ声のように「平和安全法制反対」とおっしゃっているのは、やっぱり問題だろうと思います。(新潟市での講演で)