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 北陸3県と神奈川県の焼き肉チェーン「焼肉酒家えびす」で2011年、ユッケを食べた客が食中毒となり計181人が発症、うち5人が死亡した事件で、富山県警や警視庁などの合同捜査本部は、店の運営会社フーズ・フォーラス(金沢市、特別清算手続き中)の元社長と肉の卸元の大和屋商店(東京都板橋区)の元役員の計2人について、業務上過失致死傷容疑で15日にも書類送検する方針を固めた。ただ今後、検察が改めて判断するが、刑事責任の立証へのハードルは高い。

 捜査本部は12日、遺族らに書類送検の方針を伝えた。

 11年4月に発生したこの集団食中毒では、富山県で計175人、福井県で4人、石川、神奈川両県で各1人の計181人が発症。うち富山県の4人、福井県の1人が死亡した。調査にあたった富山県厚生部は、患者のほとんどがユッケを食べていたことなどから、原因食材をユッケと断定している。