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 プロ野球の本塁での攻防が様変わりする。大リーグのルール変更に伴い、今年から日本でも、走者による守備側への体当たり、捕手による走路をふさぐブロックが禁止された。1日から始まった春季キャンプで審判から新ルールの説明を受けた選手や首脳陣は、対応に頭を悩ませている。

 7日、宮崎市内でのオリックスのキャンプ。実戦形式のノックで、捕手が野手の送球のバウンドに合わせ、一歩だけ左足をファウルゾーンに入れて捕球した。本塁を狙った走者からはベースが見えない。タッチはアウトのタイミングだったが、近くで見ていた審判は「今のはセーフになる」と説明。捕手の動きが走路をふさいだと判断した。

■激突を危険視

 これまで捕手は、捕球した後は体を三塁線上に入れて走者にタッチすることができた。ただ、2013年シーズンに、ヤクルト捕手の田中雅が阪神・マートンのタックルを受けて骨折するなど、従来のルールによって起こる激突を危険視する声が高まっていた。新ルールでは危険な衝突行為に対し、審判は警告や退場を宣告できる。国際大会やアマチュアの大会ではすでに採り入れられている。

 捕手にとっては悩ましい面も。相手の進路をふさがないためには、フェアゾーンで送球を待ち、ミットを持つ手でタッチにいくしかない。だが、走者はファウルゾーンに回り込んだり、本塁を触るときだけ手を出したりし、タッチをかいくぐりやすくなる。オリックスの伊藤は「左ひざを地面につけただけで、ブロックとみなされることもある」。ソフトバンクの高谷は「簡単にはできないかも。捕手としては悩みの尽きないルール変更」と戸惑う。

 どう対応するか。「手ではなく、体にタッチする」と言うのはヤクルトの中村。ミットをベースの前に置いて走者を待つより、滑り込んでくる走者に片手で素早くタッチする方がアウトにできる確率が高いとみる。内外野からの送球も、より正確さが求められる。

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