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■キャンプの素顔

 プロ野球の春季キャンプで、おなじみの光景の一つといえるバレンタインデーのイベント。西武がキャンプを張る宮崎県日南市南郷町では12日、一足早く大量のチョコレートが持ち運ばれた。

 地元南郷町の立正幼稚園に通う子どもたち(1歳から6歳まで)82人が、先生らとキャンプ地を訪問した。球団が実施している地域交流の一環で、この日は50袋のチョコレートの詰め合わせをメヒアと左腕バンヘッケンに贈呈。全員で記念撮影した後は球場のスタンドに座って、選手たちに声援を送った。参加した荒武晴海ちゃん(6)は「楽しかった。(選手は)優しかった」と、触れあいを喜んでいた。

 メヒアはベネズエラ出身、バンヘッケンは米国出身で、ともに母国では「バレンタインチョコ」を受け取る習慣はない。来日3年目のメヒアは「自分の国でのバレンタインデーは、男性が女性に花束をあげたり、食事を誘ったりすることが多い」と笑う。それでも「誰でも特別なことをされたらうれしい。いい風習だと思う。頑張って渡してくれた子どもたちのためにも、頑張りたい」と今季の活躍を誓っていた。

 昨季まで韓国でプレーし、4年連続2桁勝利を挙げているバンヘッケンも、文化の違いに最初は驚いたという。ただ、今では「ホワイトデーのことも覚えた」とすぐに気に入った様子で、「すごくいいと思う。特に今回みたいに子どもたちとの交流はいつも力になる。自分が投げる試合は、全てチームの勝利につなげられるように頑張りたい」と意気込みを語った。(遠田寛生)

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