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(12日、スピードスケート世界距離別選手権第2日)

 欧米を中心に選手層が厚い男子1500メートルで23歳の小田卓朗(早大)が9位に食い込んだ。

 五輪の同種目で日本勢が1桁順位に入ったのは、1998年長野五輪の野明弘幸(7位)、青柳徹(8位)にまでさかのぼる。日本スケート連盟の湯田淳強化部長も「98年以降、流れがぷつりと切れ、悪循環になった。世界選手権で1桁順位は久しぶり」と言う。

 小田は高校3年生時に全日本距離別選手権の同種目を制覇。体格が良くて力強さがあり、高い潜在能力を認められていた。大学進学後に腰を痛めて満足のいく練習ができなかったが、ようやく癒え、日本代表での練習を力に変えられるようになった。

 初の世界距離別選手権。緊張は隠せなかったが、「自分ができることを出せた。でも、8位入賞を目指していたので悔しい」と振り返る。平昌五輪にも期待がかかる。「あと2年。自分次第で上がっていける」と自信を深めた。(コロムナ=河野正樹)

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