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 台湾南部を6日未明に襲った地震から1週間となった13日夕、台南市の頼清徳市長は倒壊して多くの行方不明者が出ていたマンションでの捜索活動完了を宣言した。マンションでは114人の死亡が確認された。マンションは周辺相場より価格が安かったため、若い家族が多く入居。12歳以下の子どもが少なくとも26人犠牲になる惨事となった。

 倒壊現場で会見した頼市長によると、マンション住民の安否は全て確認できたが、地震発生当時に1階の歩道付近にいたと見られる近所の女性の行方がまだ分かっていない。ただ、実際にどこにいたのかはっきりせず、範囲を広げて捜すことにしたという。台湾全体での死者は116人に上った。

 マンションはコの字型に複数棟が配置された16階建てで、マグニチュード(M)6・4の地震で、「コ」の字の右部分に当たる東側に向かって横倒しになった。175人が助かったが、北東と南東の角の棟は隣の棟に押しつぶされて損壊が激しく、犠牲者が多く出た。台南市は重機を使ってのがれきの撤去を加速させ、この3日間で大勢が遺体で見つかった。

 市のまとめによると、犠牲者の…

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