日本将棋連盟の関西研修会が14日開かれ、里見咲紀(さき)さん(19)=島根県出雲市=が規定の成績を挙げてC1クラスに昇級し、女流3級の資格を得た。咲紀さんは里見香奈・女流四冠(23)=女流名人、女流王位、女流王将、倉敷藤花=の妹で、史上3組目の姉妹女流棋士が誕生した。

 咲紀さんは「勝てば昇級」の一番を2度逃し、3度目の挑戦で勝利した。「やっとスタートラインに立てた。何を比べても姉がはるかに上。とにかく実力をつけたい」と話した。1日8時間、将棋を勉強し、姉からもたびたび助言をもらっているという。

 制度上、正式なプロとして認められるのは女流2級からで、女流3級は「仮免許」に当たる。2年以内に公式戦で規定の成績を挙げて昇級しないと、女流3級の資格を失う。(村瀬信也)