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 札幌市北区で2014年1~4月、カセットコンロ用ガスボンベによる爆発や爆発未遂が相次いだ事件で、激発物破裂罪などの罪に問われた無職名須川早苗被告(53)=同区=の裁判員裁判の初公判が15日、札幌地裁(田尻克已裁判長)であった。名須川被告は5件のガスボンベ事件について「私はやっていません」と起訴内容を否認し、無罪を主張した。

 起訴状によると、名須川被告は14年1月27日、札幌北署に駐車中の署員の車の下にガスボンベと着火剤を置いて破裂させ、車の一部を損壊させたとされる。さらに2月20日~4月3日、ホームセンターのトイレや北海道警の官舎出入り口付近など4カ所でガスボンベを破裂させたり、破裂させようとしたりしたとされる。

 一連の事件では、現場付近に画びょうや釘が見つかるようになった。官舎では付近に3千本以上の釘が散乱し、札幌北署や報道機関に犯行をほのめかす手紙も届いた。