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 一緒に記念写真を、と観客からせがまれると、ユニークな顔をして「はい、チーズ!」。

 桃井かおりさんの監督作「火 Hee」が12日夜(日本時間13日早朝)、ベルリン国際映画祭のフォーラム部門で上映されました。桃井さんが女優として出た「太陽」、そして長編監督デビュー作の「無花果(いちじく)の顔」以来、3回目となるベルリン。「映画祭があるから、インディーズの作品がいろんな人にみてもらえる。ありがたいです」

 原作は中村文則さんの短編小説。「中村さんの小説の危うさやチャレンジするところが大好きだったので、その精神は受け継ぎたかった。私たちに一番重要だったのは冒険、実験でした」

 物語の舞台は米国。火に異常に執着する精神疾患を持つ女性(桃井)が、精神科医の真田を訪れます。女性は「幼い頃、自宅に放火して両親を亡くした」と真田に告白して、これまでの壮絶な人生を語っていきます。

 米・ロサンゼルスにある桃井さ…

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