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 自民党の松村祥史参院議員(熊本選挙区)は、2010年参院選の際の選挙運動費用収支報告書や、自身が代表を務める党支部の10年分の政治資金収支報告書の記載に誤りがあったとして、両報告書の要旨を掲載した熊本県公報の訂正を県選管に届け出た。松村氏が15日明らかにした。

 選挙運動費用収支報告書には、党熊本県参議院選挙区第一支部から3500万円の寄付を受けたとの記載があったが、支部の収支報告書には支出の記載がなかった。

 松村氏側の説明によると、3500万円のうち500万円は、党本部から党支部を経て松村氏の事務所が寄付を受けた。だが、残る3千万円のうち1650万円は松村氏自身の口座にあった資金、1350万円は父と姉からの借り入れと寄付だったという。松村氏は「やましいところはなく堂々と説明できるお金だが、会計処理のミスは私の管理不足。深くおわびを申し上げたい」と話した。

 当初の記載をめぐり、市民団体「政治資金オンブズマン」(大阪市)は政治資金規正法違反に当たるとして熊本地検に告発状を送っていた。

 松村氏は04年に初当選し、現在2期目。今夏の参院選にも立候補する意向を表明している。(河原一郎)