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 経済メディアのニューズピックスを創業した梅田優祐氏(ユーザベース共同経営責任者)に話を聞いた。

     ◇

――もともとメディアとは無関係?

 「はい。戦略コンサルティング会社に3年間在籍し、その後UBSの投資銀行本部に勤務し、M&Aや企業の資金調達の支援をしていたのです。そこで感じたのは『ビジネスパーソンの情報インフラが相当、遅れているな』ということでした。ブルームバーグなどの情報端末は整備されているのですが、非常に使いにくい。私の最初の仕事は国会図書館で大量の資料をコピーし、それを手入力でパソコンに打ち込むことでした。情報投資に積極的なUBSですらこうなんです。自分たちが理想とする情報インフラをつくろうと退職して2008年に仲間たちとユーザベースを立ち上げました。そこで作ったのが『スピーダ』というサービスです」

――どんなサービスですか?

 「専用の端末はいらなくて、パソコンにIDとパスワードを入力すれば、どこからでもアクセスできます。世界中の上場企業の財務データをカバーし、業界データや統計データもそろえています。リーマン・ショック後、各証券会社がリストラをしていくなか『唯一アナリストを採用している会社』と言われ(笑)、いま25人のアナリストが世界中をカバーしています。

 金融機関やコンサルティング会社は、いろんなところからデータを引っ張り出して資料作りが大変なのです。それをワンストップで簡単なクリックで作ることができるようにしよう、と。09年5月からサービスを始めて今は600社を顧客としています」

――それからなぜニュースをやろうと?

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