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 東芝の労働組合は、今春闘で電機メーカーの労組でつくる電機連合の統一交渉から離脱する方針を固めた。不正会計問題を受けて巨額赤字に転落したためで、賃金体系を底上げするベースアップ(ベア)の要求を見送る方向だ。東芝の統一交渉離脱は初めて。

 電機連合は1月下旬、統一ベアを月額3千円以上とすることを決めた。だが、東芝は2016年3月期は純損益が7100億円の赤字となる見通し。今年度、国内外のグループ従業員1万人あまりを削減する方針で、電機連合と足並みをそろえられないと判断した。東芝労組は、24日の中央委員会で統一交渉離脱を正式決定する。

 電機大手の労使交渉で、東芝は中心的な役割を果たしてきた。東芝と同じく業績不振に苦しむシャープも統一交渉から離脱することを決めている。

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