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 川崎市幸区の老人ホームで2014年に入所者が転落死した問題で、元職員の今井隼人容疑者(23)が15日、殺人容疑で神奈川県警に逮捕された。入所者1人の転落死について容疑を認めているという。老人ホームでは高齢者3人が同年に相次いで転落死しており、県警が捜査を進める。

 逮捕された今井容疑者は昨年9月、自宅マンション前で報道陣の取材に応じた。入所者が転落死したことへの関与を否定したうえで、3人が相次いで転落死したことについて「個人としてショックです」などと話していた。

 今井容疑者は「疑われている状況であることはわかっているので、ちゃんと取材に応じて何も関与していないということを伝えたい」と述べた。3人については「自分の家族のようにケアさせていただいていました。(転落死について)直接的に何かをするということは、誓って何もありません」と話した。

 高齢者がベランダを乗り越えられるかとの問いには「一般的にみたら難しい。ただ絶対に越えられないわけではない」と高齢者が自ら転落したのではないかとの持論を展開した。