羽田空港の発着枠をめぐる日米航空交渉が16日午前、2日間の予定で都内で始まった。日本側の提案通りに合意できれば、米国便の昼間(原則午前6時~午後11時)の発着が認められ、この秋にも、ニューヨークなど米東部への直行便が実現する見通しだ。

 日本側は、昼間10便(往復)、深夜・早朝2便の計12便を米国路線に割り振ることを提案するもようだ。現在は深夜・早朝8便で、就航先もロサンゼルス、サンフランシスコ、ホノルルに限られている。

 昨年12月の前回交渉で、現時点ではこれ以上割り振りを増やせないことを確認するなど、「合意への環境が整いつつある」(国土交通省幹部)という。一方、米国側は、将来の増枠についても日本側の約束を取り付けたい考えだ。

 石井啓一国交相は16日の記者会見で、「ビジネス、観光交流促進のためにも、早期妥結に向け協力して欲しい」と話した。