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 京都府警南署が、殺人容疑で捜査している未解決事件の証拠品数点を紛失していたことが16日、府警への取材でわかった。署が昨年10月に新庁舎に移転する際の調査で発覚した。

 署によると、紛失したのは、1996年に行方不明になった京都市南区の成人男性が、何者かに殺害された可能性があるとして捜査を開始した事件の証拠品。関係先からプラスチック片とタイヤのホイールを押収し、証拠品管理の帳簿に記入したが、移転前の照合作業で署員が紛失していることに気づいたという。

 府警は南署刑事課で勤務経験がある捜査員ら約40人から事情を聴いている。白岩親副署長は「厳正に調査する」としている。