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 北海道白老(しらおい)町のアイヌ民族博物館「しらおいポロトコタン」で、約1200匹のサケが寒風に揺れ、訪れた人たちの目を楽しませている。

 伝統家屋「チセ」の軒下の干し場につるされたサケは、まもなくチセの中に移される。天井からつるしてあめ色になるまでいろりの煙でいぶすと、アイヌ伝統の保存食「サッチェプ」ができあがる。

 アイヌ民族が運営する同博物館には、国内外から年間20万人近い観光客が訪れる。博物館は「今年は厳しい寒さが続いた。うまみが凝縮されたいいサッチェプができそう」。博物館の近接地には2020年、国立アイヌ文化博物館(仮称)が開設される。(深沢博)