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 覚醒剤約100キロを所持したとして、鹿児島県の暴力団幹部ら5人が覚醒剤取締法違反(営利目的所持)容疑で逮捕された事件で、5人が日本の領海外の東シナ海で覚醒剤を取引したとみられることが捜査関係者への取材でわかった。福岡県警は16日、押収した覚醒剤約100キロ(末端価格70億円相当)を公開した。

 捜査関係者によると、暴力団幹部田中浩孝容疑者(49)=鹿児島県日置市=らのグループは今月上旬、外国から来たとみられる船と東シナ海で接触。覚醒剤を受け取り、グループが所有する複数の漁船を使い、徳之島に陸揚げした。その後、田中容疑者が徳之島で借りたレンタカーに覚醒剤を積み替え、フェリーで鹿児島市に向かったという。

 福岡県警は10日にフェリーが着岸したところで覚醒剤を押収。覚醒剤は約1キロずつ小分けされ、土囊(どのう)用の袋10個に隠されていた。(張守男)