観光庁は16日、1月に日本を訪れた中国人旅行者数が前年比2・1倍の47万5千人に上ったと発表した。昨年12月と比べても4割近く増え、中国経済の減速が鮮明になる中でも、依然として伸び続けている。

 日本に入国するためのビザの要件緩和に加え、日本と中国を結ぶ航空機やクルーズ船が増え、旅行がしやすくなっている。旧正月の「春節」が前年より早く、学校などの休みが1月にかかったことで、家族旅行も増えた。

 観光庁が小売業者らにヒアリングしたところ、日本での「爆買い」の勢いも衰えていない。人気商品は、家電から化粧品などの消耗品に移っているという。

 1月の訪日外国人旅行者の総数は前年比1・5倍の185万人で、単月として過去2番目となった。最多は韓国の51万4千人(前年比1・4倍)だった。(野口陽)