大丸松坂屋百貨店は16日、松坂屋名古屋店(名古屋市中区)の北館に、「GENTA(ジェンタ)」という愛称をつけると発表した。北館が4月21日に改装を終え、紳士服が中心の売り場になるのに合わせ、新しい呼び名でアピールするねらいだ。

 愛称は「ジェントルマン」(紳士)と「アダルト」(大人)をかけた造語。北館の主要顧客の40~50代男女を意識した。北館には本館から紳士服売り場を移転。面積も1割増やし、高級服やカバン、靴の品ぞろえを手厚くする。

 松坂屋名古屋店は顧客層の拡大をねらい、2012年から約80億円を投じて全館の改装を進めてきた。北館の改装終了で一区切りとなる。一連の改装では、家電量販店のヨドバシカメラを開店させるなど、百貨店の枠組みを超えた取り組みも進めた。近藤保彦店長は「買い物が楽しくなる売り場にし、改装の総仕上げにしたい」と話している。