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 厚生労働省は16日、B型肝炎の治療薬エンテカビル(商品名バラクルード)で肝機能障害が出る恐れがあるとして、製造販売会社のブリストル・マイヤーズに添付文書を改訂するよう指示した。「重大な副作用」の欄に肝機能障害の項目を設け、回復の兆候がみられない場合は使用を中止することなどを明記するよう求めた。

 エンテカビルはB型肝炎の原因となるウイルスの増殖を抑える飲み薬。厚労省によると、2012年度以降、服用後に肝機能障害が出たとの報告が11例(死亡1例)あり、このうち4例(死亡はなし)は薬との因果関係が否定できないという。使用している患者は現在約8万人。日本肝臓学会のB型肝炎の治療指針では、最初に選択する薬の一つに挙げられている。