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 偽の収入印紙を郵便局に持ち込み、本物の収入印紙をだまし取ったとして、愛知県警は、無職久保川誠(36)=名古屋市中村区名駅5丁目=と、飲食店員山田隆二(23)=同市中区栄5丁目=の両容疑者を詐欺と印紙犯罪処罰法違反の疑いで逮捕し、16日発表した。久保川容疑者は容疑を否認し、山田容疑者は認めているという。

 2人の逮捕容疑は、共謀して昨年8月31日、同市中区の郵便局で、偽造された200円の収入印紙750枚を、正規の5万円の収入印紙3枚に交換してだまし取ったというもの。県警は久保川容疑者が指示役で、山田容疑者が実行役とみている。

 中署によると、関東地方の郵便局で昨年8~9月、偽の印紙が見つかったため、日本郵便が調査を開始。愛知県内では20カ所の郵便局で偽物が見つかり、被害は300万円を超えるとみられる。

 県警の捜査幹部は「精巧な作りで、国外で組織的に製造された可能性もある」と分析。交換した正規の印紙は金券ショップなどで換金された可能性があるという。