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 フランスの検察当局は16日、2012年の大統領選の資金をめぐり、最大野党・共和党(旧・民衆運動連合)の党首、サルコジ前大統領の本格捜査を始めると発表した。選挙運動費が法律で定められた上限の2250万ユーロ(約29億円)を超えた疑いがあるという。17年の次期大統領選に向けた党内の候補者選びに影響が出かねない。

 サルコジ氏がオランド現大統領に敗れて再選を逃した12年の選挙資金をめぐっては、共和党にも疑惑が持ち上がっている。サルコジ氏は参考人として証言する立場だが、この日の事情聴取を踏まえ、上限超過については被疑者として捜査の対象になった。

 共和党は今秋、次の大統領選の候補者を決める。被疑者となってイメージの悪化が進めば、すでに立候補を表明しているジュペ元首相を推す動きが勢いづく可能性がある。(パリ=青田秀樹)

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