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 第58回グラミー賞で最優秀オペラ録音賞を受けた指揮者の小澤征爾さん(80)が17日、京都市左京区のロームシアター京都で会見に臨んだ。

 会場はメインホールの舞台上。18日に初日を迎える喜歌劇「こうもり」のシャンデリアが頭上にきらめくなか、小澤さんは「サイトウ・キネン・オーケストラという夢みたいなオケの仲間や歌い手たちと頂いた賞。みんなで分かち合いたい」と笑顔を見せた。

 受賞したのは、2013年8月に「サイトウ・キネン・フェスティバル松本」(現セイジ・オザワ 松本フェスティバル)で上演されたラベルのオペラ「こどもと魔法」が収録されたアルバム。小澤さんにとって、約1年半の療養から本格復帰を果たした公演だった。「いまでもオタオタしているけど、そのころはもっとオタオタしていた。いかにオケと歌い手が素晴らしかったかということ」と仲間をたたえた。