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 京都市南区の食肉加工会社「都(みやこ)ジャパン」は17日、九州産のブロイラー(肉用鶏)の肉を鳥取県産の自社ブランド「大山都(だいせんみやこ)どり」と偽って出荷していたことを明らかにした。久後(くご)勝巳社長(50)が記者会見で認めた。久後社長は「先月29日に京都府警に自首した」と説明。謝罪したうえで廃業する考えも示した。一方、府警は不正競争防止法違反の疑いで捜査している。

 久後社長によると、同社は2006年ごろ~昨年3月ごろ、1キロ650~700円ほどで仕入れた鹿児島や宮崎産のブロイラー肉を「大山都どり」と表示したパックに入れかえ、1キロ800~850円ほどで京都府内や大阪府内のスーパーなどに卸していた。偽装した肉の量について久後社長は「年間約8万キロ」とし、利ざやは「年400万~500万円」と説明。自らが偽装を従業員に指示していたと述べた。

 都ジャパンは01年に設立され、従業員は十数人。食肉小売店やスーパーなど約500店に鶏肉や鶏卵などを販売している。久後社長は会見で「取引先や消費者のみなさんにご迷惑と不安をおかけした」「人気の高いもも肉の需要に応えたかった」と語った。