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■キャンプの素顔

 「気温が全然違うね。こっちの方が寒いわ。あ~、やっぱり体がおかしい。ずっと座っていたからね」

 17日午前10時半過ぎ、日本ハムの栗山監督は沖縄県名護市の砂浜を歩きながらこう話した。米アリゾナ州での1次キャンプを終え、午前8時ごろに沖縄・那覇空港に到着。2次キャンプを行う名護市の宿舎に着くと、最初に出てきたのが指揮官だった。

 空路で約15時間移動し、アリゾナとの時差は16時間ある。時差ぼけが気になるところだが、ほとんどの選手は「いまのところは大丈夫」と午後から約2時間、元気に練習を行った。

 「一番いい時間帯を選んで移動させてくれたから」と栗山監督は言う。アリゾナでの練習後、現地を出発したのは午前1時で、最初から最後まで寝ていた選手もいたそうだ。投手の白村は「13時間、1度も起きなかった。起きてからラーメンを2杯食べて、着きました」。途中で6時間ほど寝たという大谷も、「寝ようと思えばいくらでも眠れます。時差ぼけは苦痛にならない」と涼しい顔だった。

 宿舎で練習までの時間は「DVDを見たり、お風呂に入ったり」(斎藤)と、それぞれリラックスして過ごしていたようだ。

 球団にとって、海外でのキャンプは29年ぶりのことだった。内野手の中島は内野の天然芝と硬い土に最初はなじめなかったそうだが、「最後の方は慣れてきた。今年から楽天の球場も天然芝だし、いい経験になりました」。約半月の米国生活は、「食事が心配だったけれど、おいしかったので良かった。英語は苦労しましたけどね……」。

 アリゾナの強い日差しを浴びて、真っ黒に日焼けした選手たち。なじみのある名護のキャンプ地で、土台作りの仕上げに入る。(上山浩也)

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