【動画】「海上の森」に隣接する林を伐採して設置されたソーラーパネル=熊倉隆広撮影
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 愛知万博の会場計画を大幅縮小して自然環境を保全した「海上(かいしょ)の森」(愛知県瀬戸市)に隣接する林を、名古屋市の建設業者が伐採、造成して太陽光発電のためのソーラーパネルを大量に設置していたことがわかった。愛知県と瀬戸市は17日午後、環境への影響などを調べるため現地に入った。

 市は2013年に開発計画を提出した業者に対し、下流の海上の森の環境に影響するおそれや「環境万博」の理念などから、土地利用調整条例により中止を勧告していた。

 県によると森林法や砂防法に基づく手続きもなかったという。

 この日の現地調査には県や市の職員ら二十数人が参加。業者が立ち会う中、ソーラーパネルがびっしり並ぶ造成地の規模などを調べた。森林法では1ヘクタールを超える開発を規制。また、現場は治水上、土壌流出に配慮すべきとされる砂防指定地で、土地の形状を変える場合は県の許可が必要だ。

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