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 ベトナムの首都ハノイで17日、中国に対する抗議集会が開かれた。市民ら約100人が朝8時半から市中心部の広場に集まった。

 この日は、1979年に中国がベトナムに侵攻した日から37年目にあたる。集まった人々は約1時間、「我々は中国の侵略行為を忘れない」「西沙(パラセル)諸島と南沙(スプラトリー)諸島はベトナムのものだ」などと訴えた。

 ベトナムでは近年、中国が西沙諸島近くで石油掘削をしたことや、南沙諸島で人工島や滑走路を造成したことで市民の反中感情が高まっている。

 国営メディアによると、米国と東南アジア諸国連合(ASEAN)の会議に参加したグエン・タン・ズン首相はオバマ大統領に対して、中国の「大規模埋め立てと軍事化」への懸念を訴え、南シナ海で「航行の自由作戦」を実施している米国に「より現実的で、より効果的な対抗策」をとるよう求めた。(ハノイ=佐々木学)

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