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 17日午後3時10分ごろ、JR天王寺駅(大阪市天王寺区)で和歌山・関西空港発天王寺行き快速列車(8両編成)に、大阪府大東市の無職女性(34)と生後2カ月の長女が接触した。大阪府警と市消防局によると、女性は電車にひかれ搬送先の病院で死亡が確認された。長女は車体の下から救助された。擦り傷を負っているが命に別条はないという。

 天王寺署とJR西日本によると、運転士がホームから線路内に立ち入る女性を確認し急ブレーキをかけたが間に合わなかったという。乳児を抱いた女性が線路に降りたとの目撃情報があるという。事故の影響で大阪環状線と大和路線のJR難波―王寺間で約45分間運転を見合わせ、約3万5千人に影響が出た。

 現場に居合わせた大阪市住吉区の男子大学生(19)は「赤ちゃんを抱えた女性とすれ違った後、電車が入ってきてパーンと音がした。振り返ると女性の姿はなく、女性が持っていたカバンが地面に置かれていた。赤ちゃんは車両とホームの間から救出され、泣いていた」と話した。