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 世界のファッションショーに異変が起きている。半年先に売り出す服をバイヤーやメディア向けに披露する場だったのが、人気ブランドが最近相次いで、ショーの直後に顧客に販売すると発表した。ネットやSNSの発達が「すぐ買えるショー」への転換を促している。

 米国では新作を発表する2016年秋冬のニューヨーク・コレクションが開かれたばかりだ。日本でも人気のブランド、マイケル・コースは、17日のショーで発表した洋服やバッグの一部を、その日からニューヨークの店舗で売り出した。

 ファッションをめぐる環境は大きく変化している。これまで年2回のショーは業界向けのイベントだったが、今やネットでショーが生中継され、来場者はスマートフォンで撮影し、インスタグラムやツイッターなどのSNSにアップする。動画や写真は瞬く間に世界中に拡散していく。