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 富山県砺波市の県道で16日、男性がひき逃げされ死亡した事件で、砺波署は18日、県総合県税事務所納税課副主幹の南部博美容疑者(59)=南砺市和泉=を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死)と道路交通法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕したと発表した。

 署によると、南部容疑者は16日午後9時55分ごろ、砺波市苗加の県道で乗用車を運転中、前を歩いていた同市鷹栖の窪田外久二(とくじ)さん(66)をはね、そのまま逃走。窪田さんを脳挫傷で死亡させた疑いがある。

 南部容疑者は17日午前、「事故を起こしたかも知れない」として署へ出頭。現場に残された車の部品が、南部容疑者の車と一致した。「何かにぶつかり、一度停車して後ろを確認したが何も見えなかった」などと話しているという。

 県は18日、県庁で会見を開き、田中篤人(しげと)経営管理部次長が「ご遺族、県民の皆様に深くおわび申し上げます」と謝罪した。

 県によると、南部容疑者は事故当日の16日、午後8時過ぎまで富山市内にある同事務所に勤務。17日は、早朝に本人から「都合により休みます」と連絡があった。勤務態度は良好だったという。

 今後、本人に事実確認をして処分を決める。(井潟克弘、大坪実佳子)