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 沖縄へ県外や海外から訪れて行う「リゾートウェディング」が増えている。昨年は前年を2割ほど上回って過去最高を更新。県の宣伝活動が効果を上げたほか、円安で海外より国内を選ぶカップルが増えたのも背景にあるようだ。

 沖縄県が18日発表した。昨年の件数は前年比17・5%増の1万4175組だった。一般的な結婚式のほか、ドレスなどを着て写真撮影のみを行う「フォトウェディング」も含んでいる。県内在住者がリゾートホテルなどで行ったものは除く。国内からが1万2717組で、関東からが多い。海外が1458組で、香港や台湾からが多い。

 結婚式を挙げた場合の参列者は国内外ともに平均18人ほどで、挙式の平均費用は国内41万7千円、海外31万9千円。チャペルでの挙式が多いという。県は参列者の観光消費額などを合わせた経済効果は217億6千万円と試算する。

 こうした「リゾ婚」はリーマン・ショック後の2009年に減ったがその後増加。最近は円安や沖縄への格安航空会社(LCC)の参入も後押ししている。

 県は本土の地方都市での宣伝に力を入れる。担当者は「日本人のハワイ挙式が推定2万組で、将来は超えたい」と意気込む。ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート(恩納村)のチャペルを運営する沖縄ワタベウェディングの担当者は「LCCの参入で来やすくなったことに加え、最近の円安で海外挙式が減った分が増えているようだ」と話している。(吉田拓史)