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 STAP細胞論文の研究不正問題に絡み、理化学研究所の研究室からES細胞(胚(はい)性幹細胞)が盗まれたとする告発が兵庫県警にあり、県警が小保方晴子・元理研研究員(32)から参考人として任意で事情を聴いていたことがわかった。小保方氏の代理人弁護士が18日、明らかにした。

 告発状は元理研研究員の男性が提出。内容は、論文作成時に理研に所属していた若山照彦氏(48)=現・山梨大教授=の研究室から、何者かがES細胞を盗んだ疑いがあるというもの。県警が昨年5月に受理していた。関係者に事情を聴く捜査の一環とみられる。

 STAP細胞をめぐっては、理研の調査委員会が2014年12月、作製時にES細胞が混入したと結論づけており、被害届も出していない。小保方氏の代理人の三木秀夫弁護士は取材に「(小保方氏が)ES細胞を故意に盗んだ事実はない」と話した。