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 日米両政府は18日、羽田空港からの米国便を、現在の1日8便(往復)から12便に増やすことで合意した。このうち10便は、これまで認められていなかった昼間(午前6時~午後11時)の発着便となる。今年10月下旬にも、ニューヨークなど米東海岸への路線が実現する見通しだ。

 16日から東京で開かれていた、日本と米国の航空交渉が決着した。昼間10便と深夜・早朝(原則午後11時~翌午前6時)2便は、日本と米国の航空会社に半分ずつ配分される。日米の合意は、深夜の出発便が認められた2009年以来だ。

 昼間の発着便では、ニューヨークやシカゴなどの路線が実現しそうだ。都心に近い羽田を昼間に発着するニューヨーク便などは、ビジネス客の人気を集めそうだ。国内線と乗り継ぐ地方の人にも、便利になる。

 現在、羽田からの米国便は深夜に出発する8便だけで、就航先はロサンゼルス、サンフランシスコ、ホノルルのみ。米東海岸への路線は、深夜に出発すると到着も深夜になるため、航空会社は利用者が少ないとみて、運航する会社は現在はなかった。合意を受け、深夜・早朝便はホノルル発着の2便となりそうだ。

 羽田は14年春に昼間の発着回数が約40便分増え、国際線に充てられることになった。これまで英国、ドイツ、中国、シンガポールなど10カ国の路線に計31便分が割り振られた。だが、米国とは、成田空港を発着する路線を多く運航しているデルタ航空が反対するなど、交渉が難航していた。(大平要)